2020-09-21
撮影前に必ず聴く13の質問
最近、スタジオからの夕日を撮りました。
その時はPCに向かって集中していたので、気づくのが遅れたのですが、カメラに持ち替えなんとか間に合った1枚です。
とても美しいシーンでした。
私は、撮影前に必ず質問をします。
目の前の人のことを知りたい、その一言に尽きるからなのですが、返していただいた内容や言葉、当日はさらにリアルで感じ取れる様々なことを写真という形に昇華できるよう、最善を尽くしています。
13の質問
- 今回なぜ写真を撮りたいと思われましたか?
- 今回の写真は何に使いますか?
- 他者から見たご自身の印象を教えてください。
- 他者から言われたことについて、抵抗や違和感はありますか?
- ニックネームがあったら教えてください。
- 最近気になることがあったら教えてください。
- 最近気になる色がありますか?
- あなたにとって嬉しい時とはどんな時ですか?
- ご希望の写真イメージがありますか?
- 写真写りに関してご心配なことはありますか?
- 写真の修正に関しての思いやご希望はありますか?
- 撮影当日の服装イメージついて教えてください。
- 1年後、どんな自分でいると思いますか?イメージがあれば教えてください。
スタジオの基本撮影では、事前にこれらの質問をメールでお伺いします。
ただし、これらの内容だけで「この人は〇〇だ」と決めつけることはありませんし、当日は会話の流れで、いろいろなことを自ら進んでお話しいただくことも多々あります。
誰しも、その人にしかわからない物語を持っています。
その物語を含めた全てに敬意をもち、肯定し、大切な撮影を任せていただける感謝と共に向き合います。
他者から見たご自身の印象を教えてください。
写真というのは、「人が勝手にイメージする」最たるものの1つだと思います。
仕事用の写真は、第三者から「この人だったら私の問題を解決してくれそうだ」とか「この人はとても誠実そうだ」「この人だったらお任せできそうだ」など、ご本人の内面をも好印象に捉えられるなど「勝手にイメージされる」ことが大切です。
これを踏まえた上で、
キャリアビジョンフォトとしてお客様に貢献するためには、これまでどのような印象を持たれていたのか、またそれらに対してどんな感情を抱いておられるのか、を教えていただくことも撮影のプロセスに置いて意味があること。
他者の勝手なイメージに対して、自分は本当はどう思うのか?違和感があるのか、それとも受け入れているのか?など、、、そのあたり、感情の部分にも丁寧に寄り添い、伺ってまいります。
キャリアビジョンフォト撮影は、ただ体裁を整え、ヘアメイクをして撮るだけの撮影とは違うため、個々の感情は絶対に無視できません。
全てはあなたのキャリアがもっと輝くため、この一言に尽きます。
最近気になる色はありますか?
カラーセラピーとカラーマーケティングを学んだ経験から、色から受ける効果をわかった上でのご提案をしています。
色と写真、については印象にかなり影響することもあるので、今後実際のお客様の写真を使って解説などできたら良いなと考えています。
ご希望の写真イメージはありますか?
仕事用の写真ということで、あくまでもお客様目線の写真をご提案していますが、私を含め、誰しも自分のこと、特にビジュアルに関することはなかなかわからないものです。
ご希望を伺いながら、「誰に見て欲しいのか」というお客様の視点からのご提案に驚かれることもあります。それだけ、自分のことをどうみせたら良いのか、をわからない人が多いということでもあると感じています。
写真写りに関してご心配なことはありますか?
9割りの方が「自称:写真写りが悪い」と言われます。
でもそれは完全な思いこみ。それを言葉でお伝えしたところで、なかなかわかっていただけないので、写真でお見せしています。
撮影後、長年大事に持っていた「写真写りが悪い自分」が思い込みであった、と本当に気づいていただけることがちょっと快感だったりします。
この13の質問以外に、撮影当日はいろいろな話をします。
女性しかいない空間ですから、リラックスしていろいろお話してくださる方も多く、最初少し緊張されていた初対面の方も、すぐに笑顔で過ごされます。
スタジオ撮影で生まれた美しい笑顔のみなさまは、このHP内ギャラリーページにあります。よかったらご覧くださいね。無料オンライン相談も受け付けています。お気軽にここからお問い合わせください。