フォトグラファー紹介
Profile自己紹介
フォトグラファー:
清水貴子/Takako Shimizu
1964年 山口県生まれ。
- 20代
- 結婚、2人の息子を出産。
- 30代
- 社会復帰直後に原田病による滲出性網膜剥離を発症、一時的に両目の視力を失う大病を患う。その後療養期間を経て復活。子どもの頃好きだった花を仕事にし始め、スクールを運営。
- 40代
- 作品撮影のためプロのカメラマンに弟子入り。仕事の傍らライフワークで自然の花を撮り始める。
そんな中、ある日たまたま友人の美容師を撮り感動したことをきっかけに、仕事を通して自己実現を願う女性たちを写真で応援するため、遅咲きの女性フォトグラファーとして起業。被写体は花から人へ。
- 50代
- 2人の息子が成人後に離婚。
フリーのフォトグラファーから女性写真家チーム(株)設立。一人ひとりに寄り添うフォトカウンセリング、フォトコンサルティングを経て、ポーズや笑顔を要求しない自然な笑顔の写真がビジネスやプライベートでも好評。福岡の隠れ家的スタジオには九州全域だけでなく、関西や関東からも顧客が訪れる。経営者、個人事業主、芸術家、フリーランスなど、顧客の職種は100種類近くにも及ぶ。
10年以上撮り続ける花写真。特に蓮の花に自身の人生や理想を重ね、毎年夏には日本各地へ蓮を求めて旅に出る。
2016年/福岡市天神のギャラリーにて花の写真展「原点回起〜あなたの原点はどこですか?〜」を開催。福岡を拠点に、全国各地で活動中。
国家資格/キャリアコンサルタント取得
被写体が花から人へ変わりしばらくして、その大多数が「転機」にお越しいただいていることに気がつきました。顧客は、仕事を通して自己実現を目指す人たち。そこには個々の歴史や悩みが存在し、その思いは撮影時、特に表情に影響することもわかりました。
キャリアとは経歴・就職・出世などのイメージが強い言葉ですが、本来は働くことに関わる「継続的なプロセス」と、働くことにまつわる「生き方」そのものを指し、その様々な経験の中で人間性を磨いていくこと、プライベートも含めた自分自身の生き方を磨いていくことです。
人を撮る度、大切な転機に撮影を任されたプロとして、ただ笑顔を作ってもらい撮るだけの写真ではなく、目の前の人がキャリアを積み生き方を磨くプロセスに寄り添える一枚を撮りたい、と強く思うようになりました。以前はこれを「未来写真」としていましたが、これからは顧客のビジョンに共感し、未来を描く「キャリアビジョンフォト」として、これまで以上に寄り添っていけたらと思っています。
女性写真家チームの撮影は、まずは「聴く」から始まります。
撮影者として、キャリアコンサルタントとして、一人の女性としても、その背景にある想いに寄り添いながら、自己実現へ向かう新たな一歩を応援します。
- キャリアコンサルタント/働く個人、ひいては社会全体が直面するキャリアに関する課題解決に寄与する専門家として職業能力開発促進法に規定されている。
Greetingご挨拶
自分らしい仕事で輝きたいと頑張る人たちを
応援するフォトグラファー
友人の美容師を撮った感動体験をきっかけに、私は人を撮り始めました。
その日たまたまカメラを持っていた私は、仕事中の友人を撮って写真をプレゼントしようと思いつきました(もちろんお二人に許可を得て、です)。
この時の写真を見て彼女はとても感動し「美容師の仕事について、本当にこのまま続けていくのか、自分にあっているのか実はとても悩んでいたけれど…これを見たら、自分が幸せそうに笑っていてとてもきれい…すごく嬉しかった。ありがとう」と、伝えてくれました。その笑顔は、当時「自分らしく輝きたい」に飢え、模索していた私自身が願う姿と重なりました。
この時の感動が、自分らしい仕事で輝きたいと頑張る人たちを応援するフォトグラファーとして生きる自分を支え続けています。
写真には、良くも悪くもチカラがあります。動画のように動いたり話したりしない静止画であるからこそのチカラがあります。だからこそ、どんな写真を仕事に使うかは本当に重要で、自己満足ではない、第三者から見て印象の良い写真であることが大切。良いチカラを持つ写真は、笑顔をつなげて広げ、あなたの専属営業マンとして24時間365日働いてくれます。
撮影では笑顔やポーズを要求しません。無理に作る必要はありません。楽しく話をしながらの撮影のため、自然のまま、いつものあなたのままで大丈夫。想いを聴き、とことん寄り添いながら、あなたが新しいステージへ一歩進むお手伝いをいたします。
Lifeworkライフワーク
ライフワークで花を撮影する理由
子どもの頃から花が好きで、病後の花の仕事では自身もずいぶん癒されていました。一眼レフで花を撮るようになってからは、レンズ越しだけは視覚の後遺症も気にならないことに気づき、花撮影が自分を不自由から解放することに夢中になりました。
さらに、人を撮るようになってからは、次第に自らの在り方や人を「クリアな眼で見る」必然を感じ、それらを維持するためにも花を撮ることが大切な時間になっていきました。
人を撮るとき、私はアーティストではありません。冷静かつ緻密に計算し、未来イメージを形にすべく撮影。出来上がった写真は私の「作品」ではなく、あくまでもキャリアビジョンフォトとしてご本人の自己実現を応援する重要なツールとなります。
花を撮るとき、私はアーティストです。出来上がった写真は私の「作品」で、自分だけの世界です。きっと、人と花両方を撮ることにより、撮影者としてのバランスを保てているのだとも感じています。
ハスの花は、友人が誘ってくれたことをきっかけに撮り始めました。泥の中から真っ直ぐ天に向かう、そのクリアで美しい姿に理想を重ね、夢中になりました。これからも生涯、各地で撮り続けたいと思っています。
写真展「原点回起」開催
2016年「原点回起〜あなたの原点はどこですか?〜」を福岡市天神のギャラリーで開催いたしました。膨大な数から厳選した28点にメッセージを加えた花写真を展示。6日間で来場者約400名。写真の前で涙する女性も多く、彼女たちの祈りや秘める想いに触れ、多くの気づきや感動をいただけた貴重な体験となりました。この時に制作したフラワーカードは、展示用とは別の30点をメッセージとともにカード化、オラクルカードとして販売しています。(→フラワーカードの詳細はこちら)現在も自分用やプレゼントとして口コミで広がっています。
「原点回起」Kindle版(Amazon)
2016年開催の写真展「原点回起」で発表した花の写真に、新たに撮りためたものを加えたフォトエッセイ。
作者本人のこれまでの様々な実体験から得た気づきをふまえ、自分と向き合い、自分を幸せにするための一言を添えた花写真。
日本語・英語で表記。「原点回起」シリーズで今後も出版予定。第1作「原点回起・真shin」を2020年6月出版。