2025-08-01
美肌補正、どこまでアリ?
美肌補正のご希望を伺うと、
実はけっこうはっきり“派閥”が分かれます。
・しわやシミは全部消してほしい派
・ナチュラルに整えてくれたらOK派
・ノー補正派
先にお伝えしておきますが、補正に正解はありません。
写真撮影は、
その人自身のセルフイメージや、深層心理が影響する繊細なもの。
だからこそ
補正に関しては
ナチュラルを勧めつつも
決して私自身の美意識や感覚を押し付けず、柔軟に対応しています。
ちなみに
私がおすすめするナチュラル補正は
例えば「しわ」。
これ、あえて残します。
でも、そのまま残すのではなく
しわの1本1本手作業で補正を行い、少し薄くする感じ。
しわは、
その人がこれまでたくさん笑った証。
モニターで見ながら補正していると
その人の背景を思いながら愛おしささえ感じるんですよね…
しわを全部無くすということは
その人の証を否定する気もして、なんか抵抗あるんです。
客観的視点で言っても、
過度な補正は実物とかけ離れ
結局仕事で使い辛くなるから
せっかく撮ったのに
その方にとってプラスに働かないだろう、とも思うんです。
今も印象に残る、約8年前のAさんの撮影。
撮影後、繰り返し、強めの補正を要求されたことがありました。
その時感じたのは
「完璧な自分でないと、受け入れられない」
という無意識の防衛反応と、痛み。
それが、補正への強い欲求に現れていたのを感じました。
その時、私はどうしたかと言うと
こちらの想いを伝えた後も繰り返された
過度な補正要求に違和感を覚えたものの…
まずは全部受け入れてみよう、と対応しました。
結果、Aさんが「別人」になり
公式に使われることのない写真が残ったこと
そして、
Aさんの幸せに貢献できなかった私
という結果が残りました。
ちなみに、
修正に関しては「このままでOK」と
無修正のまま使う人もいます。
近年は、ナチュラル志向が広がっています。
それは「生身の自分で」
「背伸びしない自分でいい」
という時代の流れかもしれません。
とはいえ、
「遊び感覚」や「作品としての美しさ」を楽しむ補正もアリ。
そもそも、補正は、してもいいし、しなくてもいい。
大切なのは、
“自分”を心から受け入れられているかどうか。
撮影って「自分を美しく残す」だけでなく
「自分を受け入れるステップ」なのかなと
14年働く女性を撮ってきて思います。
撮ってほしい写真が
「他人に認められる私」ではなく、
「結構わたし、いいじゃん♪」
と、自分で認められる撮影体験になるよう
これからも精進したいと思います。
暑い日が続きますが
どうぞご自愛くださいね。
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