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2023-01-29

美しく写る方法。女性カメラマンの実体験より

47歳で情熱だけでカメラマンになり

これまでの11年間、

チャレンジを続ける女性たちを撮ってきた実体験から

私が思う「美しく写る方法」は、

  

きれいにヘアメイクして

きれいなお洋服をきて

思いっきり練習した

笑顔を作って写ること

だけとは、ちょっと違います。

  

もちろん、ヘアメイクや洋服などの

「外側」を整えることは大事だけれど。

 

さらに、モデルのように

かっこよいポージングを練習して

モデル立ちをして撮る

というのだけ、とも違います。

  

もちろんそれらも美しいのですが

プロフィール写真撮影って

「外側」だけをきれいに

とりつくろえばOK

というものではなく

「内側」が表情や空気感にまで

影響することについて書いています。

 

この記事に

よくあるポージングや

笑顔の作り方、自撮りの方法など

を期待してくださった方には

ご期待に応えられず申し訳ないので、

ここ以降はどうぞ

スルーしてください。

 

  

私が思う、美しく写るコツは

自分のことを愛すること。

 

抽象的だし

わかりにくいかもだし

きれいごと、と言われるかも

しれないけれど

   

11年間たくさんの人を

撮ってきて実感してきたからこそ

言えるんです。

  

写真に美しく写る方法は

自分のことを愛することです。

 

完全に、ではなく

自分のことを愛し始めること、

愛し始めたと実感できること、でもいいです。

 

そして、

自分のことを肯定してあげること。

  

全部を肯定するのが

難しくっても

がんばってきた自分を

「よしよし」って

労ってあげられることだけでも

素晴らしいし

  

自分の可能性を

信じられることや

  

「結構、自分いいじゃん」

って思えること

そんなのでも

もちろん、いいんです。

  

  

撮影前、撮影中と

いろいろな話をします。

 

結構、深い話もしたりします。

結構、深いところまで自己開示

してくださる方も多いです。

 

撮影中によくあるシーンですが

撮りながら

時々モニターでお見せすると

   

「え!私素敵。。。」

   

と、ご本人が言葉に出したその瞬間から

その人がパァッて光輝くことがあります。

  

なんて言うんでしょうかね

なんと言えばよいのか・・・

 

とにかく

パァーッて輝くんです。

オーラがぶわっと光る、みたいな。

(あくまでも私だけの感覚的なことです。語彙力なくてすみません汗)

  

そんな瞬間を何度も体験しています。

  

自分のことを

受け入れた時、認めた時、

自分を愛おしいと

心から思えたその時、

その瞬間、その人の笑顔は

第三者にもわかるくらい輝いていて

美しいんですよ。

年齢外見関係ありません。

 

そして、その

パァッ!とにじみ出た輝きって

その人の笑顔の表情はもちろん

全身の空気感となって

不思議とちゃぁんと写真に写るものなんです。

いつも、私も不思議だなぁと思うのですが

実際、そうなんです。

  

 

この瞬間を切り取ったプロフィール写真は

高いエネルギーを放つ、と私は信じていて

撮影後、その写真を使うことでも

写真から放たれる高いエネルギーと

近い波長の人を引き寄せると信じています。

(写真はその瞬間のエネルギーを切り取ったものだから、だから仕事や婚活の写真って、すっごい大事だと私は思ってるんです。)

 

肉眼ではなかなか確認できない

あくまでも私の実体験と感覚では

ありますが、うそはありません。

 

そんな美しく写った

20代から90代の女性を

たくさん撮ってきました。


  

ルッキズム、という言葉があります。

外見至上主義という価値観です。

 

電通総研による「ジェンダーに関する意識調査」

の中の4番目に、こんな結果があります。

4、「日本では外見の美しさが重要視されすぎている」72.0%

「そう思う」「ややそう思う」と

答えた人の割合が72.0%で

若年と高齢の女性で高い傾向にあったとか。

   

    

これまで

撮らせていただいた方の中で

忘れられない人がいます。

ここではAさん、としますね。

 

Aさんは当時40代。

お仕事に使うためのプロフィール写真を

撮ってほしいということでした。

 

Aさんの外見は

かなりふくよかな体型、丸顔の方でした。

笑ったときのお顔はとても柔和で

慈愛に満ちた印象の素敵な女性でした。

 

話をしてみると

気遣いと優しさがあり

話し方も理路整然とし

賢くて人望もある方だろうなぁと

容易に想像がつく女性でもありました。

 

  

いつもプロのカメラマンとして

一応心掛けていることがあります。

  

女性なら少しでもほっそり

写るように撮ること。

要求されなくても、です。

  

これは

ルッキズムという価値観が

日本人女性に浸透して

いるからかもしれませんが

   

ほとんどの女性たちが

体のラインを気にしていますし

皆様、例外なく「ほっそり写る」ことを

望んでこられたので

(私自身も体重やラインが気になります…)

 

 

Aさんも、少しでも

ほっそり写るようにと

(勝手に)気を配りつつ、撮影が進み

無事終わりました。

 

ただし、カメラマンは

魔法使いではないので

配慮した撮り方まではできても

   

過度な修正加工をしない限り

かなりふくよかな方の体を

ほっそりさんに変身させるところ

まではできません。

プロがどうがんばっても

11号サイズの方を7号サイズに

変えることはできないということです。

 

笑顔はとびっきり素敵な

自然な笑顔をお撮りできたので

美しく写られた、

という自信はあったものの

 

体のラインについては、

勝手に過度に補正することも

しなかったので

  

納品後のAさんの反応を

ドキドキしながら待っていたところ

 

 

「ありがとうございます!

彼が君らしくていい笑顔だねって

褒めてくれました!!」

と喜びのメッセージがありました。

  

ふくよかな体型=ほっそり撮ってあげなくてはいけない

というのは、私の固定概念でした。

 

外見がふくよかであれ

そのままの自分を愛している女性もいて

 

さらに、その自信は

愛する人からの全肯定の愛が支えていた

ということも教わりました。

 

ルッキズムが浸透している日本女性は

男性、パートナシップからの視点も

影響していると言わざるをえないかもしれません。

   

このときの体験、今でも忘れられません。

 


  

その逆、

どこからどう見ても

誰が見ても

その外見は正統派美人で

まるで女優やモデルのように

スタイルも抜群の女性(Bさんとします)

がやはりビジネスに使いたいと

プロフィール撮影に来られた時の話ですが

  

Bさんは

日頃から、スマホで自撮りを

上手にされていて

ご自分の「決め顔」があるご様子でした。

 

ゆえに、撮影では

なかなか自然な笑顔を撮らせていただけず

かなりのエネルギーを要したことがあります。

  

撮影前は

「自分の自然な笑顔を撮ってほしい」

「作り笑顔は好きではない」

とおっしゃっていたので

私のいつもの撮り方で行ったのですが

   

結果として

ほとんど決め顔に終始一貫されました。

  

会話をしながら撮るので

自然に笑った瞬間も当然

お撮りできたのですが

撮影後の写真を選ぶ段階において、

それらは選ばれませんでした。

 

この時は

「決め顔」を希望される以上

それ以上踏み込んではいけない領域

を感じたこともあり

撮影は終わりましたが

 

 

まだまだ、私の人間力や経験値が

足りないことを痛感した

これはこれで

忘れられない撮影体験です。

 

ルッキズムという価値観

だけではないかもしれませんが

  

このBさん以外でも

誰がみても美人さんと思う人でも

外見のコンプレックスを持っていたりします。

どこが???

とつっこみたくなりますが

他人にはわかりえない

痛みを抱えておられることもあると想像すると

無神経にそこに触れることはできません。

 

でも、そういった方こそ

少しずつ、撮影を重ねていくにつれ

どんどんそこから解放され

自分の姿を受け入れていかれる方も多いので

そこはていねいに

関わらせていただけたらと

日々、心がけています。


美しく写る方法、いかがでしたか?

写真を撮られるって

結局、セルフイメージというか

自分に対してどう感じているか?

という繊細な部分が影響するので

  

  

ビジネスに使うプロフィール写真であれば

なおさら第三者に伝わる影響まで考えて

撮られることをおすすめします。

 

カメラマンとは相性も大事だと思うので

私の撮り方に共感いただける方と

ご縁がつながっていくと幸せです。

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