2020-11-16
出張撮影について【お客様役と共感】
〜出張撮影の写真、ごく一部ですがサイト内にご紹介しています〜
出張撮影の一番大切なことは、「素晴らしいサービス、価値、提供する人のキャラクターや想い、お客様の様子など」を第三者(ターゲット)にわかりやすく、かつ、好印象で伝えることです。
溢れているフリー素材で美しい写真を活用する方法もありますが、単なる「モデルを使った綺麗で整った写真」よりも、「リアル」が伝わる写真の方がお客様に自分ごととして共感していただき、結果選んでいただけている、というご報告をたくさんいただいています。
「モデルを使った綺麗で整った写真」よりも、「リアル」が伝わる写真の方とはどう言うものかと言いますと・・・
出張撮影「お客様役」例えば、クリニックを撮影する場合。
A「プロのモデルによる写真素材」
患者さん役が美しいモデルの女性で、ドクター役もこれまたモデル。(この写真で良いのであれば、有料の写真素材で十分です)
撮られることに慣れたプロの方たちの慣れた表情で、診察室の様子を伝えている写真素材。
あくまでもイメージとして伝えることとなりますが、美しく整いすぎている写真は、見た目に綺麗ではありますが、リアルなものとしてイメージすることが難しかったりします。
B「ターゲット層の素人モデルによる素材」
患者さん役がターゲット(例:40代一般の方)女性で、ドクター役はリアル院長。
撮られることには慣れていない方々なので撮影はプロのモデルさんたちよりも難しこともありますが、それらは完璧なプロのモデルのイメージ写真にはない「共感」が得られます。
お仕事の写真は共感が大事。
なぜなら、お客様が行動する理由の一つには必ず「共感」があるからです。
お客様(患者さん)は、自分ごととして捉えることができて初めて共感できます。「自分でもできそう」「自分もそうなれそう」と、自分自身を今よりも幸せにする手段が「得られそう」、と思えてこそ、それが行動になり、リアルなご縁が繋がっていくわけです。
上記A・Bの写真がWEBサイトやS N Sで告知・拡散され、ターゲットの視界に触れた時、どちらに共感し、どちらを選ぶのか。
出張撮影「お客様役」自分ごととしてイメージできるか否か
これは、お客様の価値観・感性により、どちらが正解というものではありませんが、忘れてはならないのは、その情報を目にするのは「その道では素人のお客様」なのです。
撮影の現場は空気感・コミュニケーションが大事
撮影では、上記の理由からお客様目線を念頭に、素人モデルを推奨していますが、撮影に慣れていない素人モデルやオーナーを撮るには、撮影者とのコミュニケーションや現場の空気作りが何より大切。
ターゲットの心に届く、いわゆる使える写真を量産するためには、事前の準備をしっかりさせていただいた上、現場の空気作りにも最善を尽くしています。
改めて、出張撮影で大切なことをまとめてみました。
- 未来のお客様に「自分のこととして共感していただける」こと。そのためにはターゲットに近い「素人モデルさん」がおすすめ。
- 「この人なら」「ここなら」と言う安心感や信頼をリアルに感じていただけること。
- さらに言うなら、「今の苦痛や不安を取り除いてもらえる」「今よりも幸せになれる」を感じていただけること。
- 現場では空気感・コミュニケーションが大事
出張撮影のお仕事写真は、ただ撮れば良いと言うものではありません。
コストをかけエネルギーを使って準備する仕事の写真です。共感を得られる良い写真でますますご縁がつながり、お仕事の結果に結びつく写真を撮らないともったいない、そう思っています。
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